こなつのひなたぼっこ

2013年7月に山梨の保護団体から移譲いただいたわんこ、こなつ。3年目の夏を迎えることなく息を引き取りました。
怒濤の介護から気の抜けた状態です。ジワジワ悲しみが心を蝕んで行くような気がします。
やってあげたこと。やって上げれば良かったこと。色んな事を書いてみようかと思います。私自身のために。

涙が出ない


ブログの最初の記事が死んじゃった話なんてどうかと思うけれど、これは私の気持ちの整理のためのものだからいいよね?
こなつの来歴とかはまた改めて書くとして、
死んでしまった今の気持ちを綴っておこうと思う。



朝、目が覚めて(夜中に起こされなかったなぁ)と思いつつ、

キッチンへ行き、寝ているこなつを見た。
昨夜12時くらいに私が寝かしつけたままの格好。
よく寝てるな。
あれ?なんか変。目は開いてるよ。


・・・息してないんじゃ?


抱き起こしたけど反応しなかった。
でもまだ暖かかった。
暖かいんだよ?
いつ?
いつ死んじゃったの?
最後に何もして上げられなくて申し訳なかった。


このところいつも三時半くらいにキャウンキャウンって鳴くのを聞いて、
起きて水を飲ませたりしばらく抱っこしたり、その後外に連れて行って
用を足させたりして一時間半くらいしたらまた寝る。
そんな習慣になってた。


体の温かさ。
シーツがオシッコで一面濡れていた。
それから考えると、きっと最後の鳴く力が無くなって、

そして我慢してる力もなくなって粗相してしまい、その中で死んでしまったのでしょう。

だから多分3時から4時くらい。


朝で子供達の登校に間に合わせるためご飯を作ったり忙しい中、
オシッコにぬれたままは可哀想なので、お風呂で簡単に洗った。
その間に子供達がベッドのシーツを綺麗な物に替えてくれた。


こなつの横でみんなで黙ってご飯を食べた。
誰も何も言わなかった。



今、こなつは棺の中。
申し訳ないけど、引っ越しとかに使う段ボールの箱が棺。
新しい物を買ってきたけどね。
使ってた毛布の上に寝かせて庭の花を数輪。
側でお香を焚いてる。


ウチに来て3年足らずだけど、老犬。
覚悟はしていた。
でもあんまりにもあっけなくて。


こなつの側をそっと通ろうとしてハッとする。
起こさないように心配しなくていいのに。
もうゆっくり眠っているのに。



起きて。こなつ。
抱っこして上げるから。






×

非ログインユーザーとして返信する